プロジェクトで資料と会話をひとまとめにする手順
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結論
同じ資料を毎回貼り直していませんか。前回の経緯をもう一度説明していませんか。プロジェクトは、その手間をなくすための入れ物です。ファイル・指示・チャットを1か所にまとめておくと、ChatGPTが本題から外れにくくなります。無料の種別を含め、すべてのプランで使えます。
プロジェクトが向いている作業
プロジェクトは、長く続く取り組みを1か所にまとめる作業場です。参考ファイルをアップロードし、カスタム指示を添えておくと、ChatGPTが大事な点を踏まえたまま応答します。
向いているのは次のような作業です。
- 繰り返しの作業 … 週ごとの調べ物、下書きの作成など、何度も戻ってくる仕事
- 資料が決まっている作業 … 同じPDFや表を見ながら進める仕事
- 経緯が長い作業 … 前回どこまで進んだかを引き継ぎたい仕事
端末をまたげる点も実用的です。外出先のスマートフォンで始めて、会社のパソコンで続けるという使い方ができます。
覚えていてくれる範囲
プロジェクトにはメモリが組み込まれています。プロジェクト内で作ったチャットと、アップロードしたファイルを記憶するため、作業を再開したときに前回の続きから話せます。
この記憶はプロジェクトの中で働くものです。だからこそ、案件ごとにプロジェクトを分けておくと、別の仕事の文脈が混ざりません。
前提条件
- ChatGPTのアカウントにログインしていること(プロジェクトの利用に必要です)
- アップロードできるファイル数はプランの種類によって変わります
- 画面の表記や配置は変わることがあります。実際の表記に読み替えてください
手順
- サイドバーで新規プロジェクトをクリックします
- 名前を付け、サイドバーで見つけやすいようにアイコンと色を選びます
- 参考資料を追加します。PDF・スプレッドシート・ドキュメント・画像をアップロードするか、テキストを貼り付けます
- その仕事での約束事があれば、カスタム指示として書いておきます
- すでにあるチャットを取り込むときは、チャットをドラッグするか、チャットのメニューからプロジェクトに移動を選びます
- プロジェクトの中で新しいチャットを始め、ふだんどおり相談します
検証の考え方
追加した資料は、プロジェクトのソース一覧から開いて確かめられます。プレビュー・ダウンロード・削除ができるので、意図した資料が入っているかをここで見ます。
移動したチャットについては、動きが変わったかどうかを見てください。移動後のチャットは、プロジェクトの指示とファイルの文脈を引き継ぎます。以前と同じ質問をして、資料を踏まえた答えに変われば、取り込めています。
限界と注意
すべてのチャットを移動できるわけではありません。GPTで作成されたチャットはプロジェクトに移動できず、メニューにプロジェクトに移動が出ない場合は対象外の可能性があります。その場合は、プロジェクトの中で新しいチャットを始めてください。
資料を入れるほど便利になりますが、その分だけ「渡した情報」も増えます。社外に出せない資料をアップロードしてよいかは、プロジェクトの機能とは別に判断してください。
学習上の注意
プロジェクトの中でも、ふだん使っている道具はそのまま使えます。canvas、画像生成、学習モード、音声モード、Web検索といったものです。新しく覚え直すことは多くありません。
一方で、入れ物を作っただけでは仕事は片づきません。何を資料として渡し、何を指示として書くか。その中身を決めるのは使う側の仕事です。まずは1つの案件で作ってみて、毎回書いている説明を指示に移すところから始めてください。
出典・参考
- C: 一次発表 ChatGPT のプロジェクト