時間をかけて調べさせる手順
この記事には変動しやすい情報が含まれます(確認日: )
結論
その場で返ってくる答えでは足りない調べ物があります。制度の比較、複数の資料の突き合わせ、選択肢の整理。deep researchは、こうした込み入った調べ物を、計画を立ててから進め、出典付きのレポートにまとめる機能です。すぐには返ってきませんが、下調べを任せて自分は確認に時間を使えます。
何をしてくれるか
deep researchが行うのは、推論・調査・情報の統合です。集めた内容を出典付きのレポートにまとめるところまでが範囲になります。
扱える材料も幅があります。アップロードしたファイル、公開されているウェブ、特定のサイト、有効にしたChatGPTのアプリ。いずれの場合も、利用者が制御を保てると案内されています。
進め方は3段階
流れが決まっている点が、ふつうの質問との違いです。
- 必要な成果を説明する … 何を知りたいのか、どんな形でほしいのかを伝えます
- 使える情報源を選ぶ … ウェブサイト、アップロードしたファイル、接続済みのアプリから選びます
- 調査計画を確認する … ChatGPTが計画案を作ります。始まる前に読んで、変更できます
3番目が重要です。ここで方向がずれていれば、待ってから直すより、始まる前に直したほうが早く済みます。
前提条件
- ChatGPTを使えること
- 何を知りたいかを、成果物の形(比較表・要点の整理など)まで含めて言葉にできること
- 社外に出せない資料を使う場合は、扱ってよい範囲を確認しておくこと
手順
- 調べたい内容と、ほしい成果の形を具体的に書いて依頼します
- 使ってよい情報源を選びます。手元の資料を読ませたい場合はアップロードします
- 提示された調査計画を読みます
- 目的からずれていれば、その場で修正を指示します
- 完成したレポートを受け取り、出典を1つずつ開いて確認します
検証の考え方
レポートは体裁が整っているぶん、正しく見えます。出典を開く手間を省かないでください。 特に、判断に使う数値と、断定的な記述の根拠は、リンク先で確かめる価値があります。
計画の段階で確かめられることもあります。調べる範囲に、本来入るべき情報源が入っているか。逆に、使ってほしくない資料が含まれていないか。ここを見ておくと、出てきたレポートの読み方が変わります。
限界と注意
時間がかかる調べ物なので、締め切りの直前に投げるのは向きません。計画の確認と、結果の検証を含めた時間を見込んでおいてください。
また、レポートにまとまっていることと、その内容が正しいことは別です。統合の過程で、元の資料のニュアンスが落ちることもあります。重要な判断に使う部分は、必ず一次資料に当たってください。
学習上の注意
この機能に任せてよいのは「調べて集めて整理する」ところまでです。何を意思決定するかは人の側に残ります。
使い方に慣れるコツは、最初の依頼で成果物の形を指定することです。「比較表にして」「賛否の両論を並べて」と伝えるだけで、返ってくるものの実用性が変わります。
出典・参考
- C: 一次発表 deep research(詳細な調査)