会話をAIの学習に使わせない設定手順
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結論
仕事の資料をChatGPTに読ませる前に、触っておく設定が1つあります。「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにすることです。オフにしても履歴は消えず、これまでどおり過去の会話を見返せます。変わるのは、その内容がChatGPTの改善に使われるかどうかという一点。設定は数十秒で終わります。
この設定が変えること、変えないこと
「データコントロール」は、あなたとのやり取りをChatGPTがどう使うかを選ぶ場所です。中でも中心になるのが、会話の内容をモデルの改善に活用するかどうかの選択になります。
オフにしたときの状態を整理します。
- 変わること … 会話がChatGPTのトレーニングに使われなくなります
- 変わらないこと … 会話は引き続きチャット履歴に表示されます
- 変わらないこと … 安全に関わる機能は無効になりません。ごくまれな高リスクの場面で、より安全に応答するために限られた文脈が使われることがあります
サインインしているかどうかでも、選べる範囲が変わります。サインアウトのままでも学習に使うかどうかは選べますが、サインインすると、データの書き出しやアカウントの削除といった選択肢が加わるという違いです。
前提条件
- ChatGPTを使えること。サインインしていれば、設定はアカウント全体に適用されます
- 画面の表記は変わることがあります。実際の表記に読み替えてください
- 会社や学校のプラン(Team・Enterprise・Edu)では、追加のデータコントロールが用意されています。管理者の設定が優先される場合があります
手順
- ウェブでサインインしている場合は、プロフィールアイコンをクリックします
- 設定を選びます
- データコントロールに移動します
- **「すべての人のためにモデルを改善する」**をオフにします
- スマートフォンの場合は、サイドバーメニューを開き、プロフィールアイコンをタップしてデータコントロールを選び、同じ項目をオフにします
- サインアウトのまま使っているときは、画面右下の**?アイコンから設定**を開き、同じ項目をオフにします
検証の考え方
オフにしたあとは、設定画面に戻って項目の状態を見てください。オフのまま表示されていれば反映されています。
この設定は端末をまたいで同期されます。パソコンでオフにすれば、スマートフォン側でも同じ扱いになるため、両方で操作し直す必要はありません。片方だけ設定して不安が残るときは、もう一方の端末の設定画面を開いて、同じ状態になっているか確かめると確実です。
なお、この設定はいつでも変更できます。回数の制限はないため、案件ごとに切り替える使い方もできます。
限界と注意
この設定は「学習に使わせない」ためのものであり、送信した内容が手元から出ないという意味ではありません。入力してよい情報かどうかの判断は、設定とは別に必要です。
履歴に残したくない場合は、別の選択肢があります。一時チャットを使うと、履歴に表示されず、メモリも作られません。一時チャットはトレーニングにも使われず、30日後にシステムから削除されます。
広告に関する設定は、このデータコントロールとは別に案内されています。目的が違う設定なので、混同しないでください。
学習上の注意
設定を1つ変えたからといって、何を入力してもよくなるわけではありません。会社の機密や他人の個人情報は、設定の有無にかかわらず扱いを決めておく必要があります。この設定は、その判断を楽にするための土台と考えてください。
表示や項目名は変わることがあります。しばらく経ってから設定を見直す習慣を持っておくと、仕様が変わったときにも気づけます。
出典・参考
- C: 一次発表 データコントロールに関する FAQ
- C: 一次発表 一時チャット FAQ