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Claude Code と ChatGPT の使い方を、いろはから。

公式スキルでWord・Excel・PowerPoint・PDFを扱う手順

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結論

WordやExcelのファイルを扱う仕事は、AIに任せにくいと思われがちです。Anthropicが公開しているdocument-skillsを入れると、その前提が変わります。ファイルを渡して「この表を整えて」「この資料から項目を抜き出して」と頼めるようになるためです。自分で開いて直す手間が減り、下ごしらえの時間を別のことに回せます。

4つのスキルの守備範囲

document-skillsには4つが入っています。それぞれ担当するファイル形式が決まっており、頼み事の種類で自動的に選ばれます。

  • docx(Word) … .docx.dotxの作成・読み取り・編集。目次、見出し、ページ番号、レターヘッドといった体裁のある文書、画像の差し替え、文字列の一括置換、変更履歴やコメントの扱いまで
  • xlsx(表計算) … .xlsx.xlsm.xltx.csv.tsvが主役になる作業。列の追加、数式の計算、書式、グラフ、崩れたデータの整形、形式の変換
  • pptx(PowerPoint) … .pptx.potxの作成・読み取り・編集。スライドの結合や分割、テンプレート、レイアウト、発表者ノート、コメント
  • pdf(PDF) … 文字や表の抽出、結合、分割、ページの回転、透かしの追加、新規作成、フォームの入力、暗号化と復号、画像の取り出し、読み取り専用PDFのOCR

守備範囲の外もはっきりしています。たとえばdocxは、PDF・表計算・Google ドキュメントには使いません。逆にxlsxは、成果物がWord文書やHTMLのレポートになる場合には使われません。「最終的に何のファイルを作るか」で選ばれると考えると分かりやすいはずです。

ライセンスが他と違う点

この4つは、公式リポジトリの中でも扱いが異なります。Claudeの文書作成機能を裏で支えている実装そのもので、ソースは公開されているものの、オープンソースではないと明記されています。他の多くのスキルがApache 2.0で公開されているのとは別枠という位置づけです。

社内で配る・改変して使うといった話になる場合は、この違いを先に確認してください。

前提条件

  • Claude Codeが対話モードで起動できること
  • 公式スキル集のマーケットプレイスが登録済みであること(/plugin marketplace add anthropics/skills
  • 扱いたいファイルが手元にあり、パスを指定できること

手順

  1. /plugin install document-skills@anthropic-agent-skillsと入力して導入します
  2. 扱いたいファイルの置き場所を確かめます
  3. スキル名とファイルを添えて頼みます。公式が挙げている例は「PDFスキルを使って、path/to/some-file.pdfからフォームの項目を抜き出して」という形です
  4. 結果のファイルが指定した場所にできているかを開いて確かめます
  5. 体裁の指定(見出しの階層、ページ番号、テンプレート)がある場合は、最初の依頼に含めておきます

検証の考え方

出来上がったファイルは、必ず本来のソフトで開いてください。読み込めること、崩れていないこと、この2点が最低限の確認事項です。

数字を扱った場合は、もう一段の確認が要ります。合計や件数など、元データから自分で数えられる値を1つ選んで突き合わせてください。見た目が整っていることと、数字が合っていることは別問題です。

限界と注意

公式リポジトリには、これらのスキルは実演と教育のためのものであり、実際にClaudeから返ってくる挙動は示されているものと異なる場合がある、と断り書きがあります。大事な作業に組み込む前に、自分の環境で試してください。

もう1点、機密情報を含むファイルの扱いには注意が要ります。手元のファイルを読ませる操作は、その内容をAIに渡す操作でもあります。社外に出せない資料は、扱ってよい範囲を確かめてから使ってください。

学習上の注意

この4つは形式ごとに分かれているため、「どのスキルが動いたか」を意識すると仕組みが飲み込めます。うまく動かないときは、頼み事と成果物の形式がずれていないかを疑ってください。Word文書がほしいのに表計算の話し方をしていると、期待した形では返ってきません。

出典・参考

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