文書づくりを公式スキルに手伝わせる手順
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結論
「まっさらな画面から書き始めるのがつらい」。文書仕事のつまずきは、たいていここです。公式スキル集には、文書づくりを一緒に進めるためのdoc-coauthoringと、社内向けの連絡文をまとめて扱うinternal-commsが入っています。使えば、白紙から始めずに済みます。
2つのスキルの違い
doc-coauthoringは、文書を共同で書き上げる進め方そのものを案内するスキルです。仕様書・提案書・意思決定の記録といった、構造のある文書が対象。前提の受け渡しを効率よく行い、書き直しを重ねて内容を詰め、最後に「読み手にとって用を成すか」を確かめる、という流れで進みます。
internal-commsは、社内向けの連絡文をひととおり扱うスキルです。状況報告、経営層への報告、社内報、よくある質問、障害報告、プロジェクトの進捗連絡など、社内文書の依頼を受けたときに使われます。決まった形式に沿って書くための資料の集まり、という位置づけです。
書き方の作法を借りたいなら前者、決まった型に流し込みたいなら後者と考えると選びやすくなります。
前提条件
- 公式スキル集のマーケットプレイスを登録済みであること(
/plugin marketplace add anthropics/skills) example-skillsを導入していること。この2つはそちらに含まれます- 何のための文書か、誰が読むかが自分の中で決まっていること
手順
/plugin install example-skills@anthropic-agent-skillsで導入します- スキル名を出して頼みます。導入後は名前を挙げるだけで使えます
- 文書の種類・読み手・盛り込みたい材料を伝えます。ここで渡す前提が多いほど、下書きの精度が上がります
- 返ってきた下書きを読み、直したい点を挙げて書き直させます。1回で仕上げようとしないでください
- 社内の書式が決まっている場合は、その形式を伝えるか、既存の文書を見せて合わせさせます
検証の考え方
出来上がった文書は、読み手の立場で読み直してください。doc-coauthoringの進め方も、最後に「その文書が読み手にとって機能するか」を確かめる工程を置いています。
事実の確認は別に必要です。日付・数値・担当者・決定事項は、元の資料とひとつずつ突き合わせてください。文章として自然に読めることと、書かれている内容が正しいことは別の話です。
限界と注意
internal-commsは「その会社で使われている形式」を前提にしたスキルです。公開されているものはあくまで一例なので、自分の組織の書式と食い違うことがあります。使いながら、自社の形式に寄せていく前提で考えてください。
公式リポジトリには、これらのスキルは実演と教育のためのものであり、実際の挙動は示されているものと異なる場合があるという断り書きもあります。
社内文書には、外に出せない情報が入りがちです。どこまでをAIに渡してよいか、組織の決まりを確かめてから使ってください。
学習上の注意
下書きが速く出てくるほど、そのまま出したくなります。ですが、文書の責任は書いた人に残ります。特に障害報告や経営層への報告のように影響の大きい文書は、事実関係を自分で確かめてから提出してください。
出典・参考
- C: 一次発表 公式スキル doc-coauthoring(文書の共同執筆)
- C: 一次発表 公式スキル internal-comms(社内向け文書)
- C: 一次発表 anthropics/skills(Anthropic公式スキル集)
Claude Code講座 STEP 6「配られているスキルを使う」/ 全51本中 33本目
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